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東上線73型について

 こんにちは。
先日、東上線の73型終焉から30年を紹介させていただきましたが、沢山の方よりコメントやメール等をいただきました。
今でも、73型は沢山の方々の心の中を走っているんだなと思いました。
今回も東上線の73型を紹介させていただきます。

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S57.1.31 森林公園検修区 クハ9101.クハ326.クハ8100型
9000系のデビューに際し行われた鉄道友の会の撮影会での一コマです。中央のクハ326は検査を出たばかりで綺麗な姿でした。この頃、まだ73型の検査が杉戸工場で行われていましたが、S56.6の7323編成より廃車が始まってしました。この写真を撮影したS57.2時点で、森林公園検修区には4両固定10本の40両の73型が配置されていました。
今回は、S56.6に最初に廃車された7323編成を含め末期の森林公園検修区に在籍した73型44両全車を紹介します。
なお、73型の前パンタ車の編成の写真は以前紹介したものの再掲になります。状態の悪いものや写りの良くないものもありますので、ご了承下さい。
それでは、先頭車の番号の若い編成から順に紹介していきます。

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7300+306+7306+300の編成です。
7300(1段目)S57. 9.28 羽生、306と7306(2.3段目)S58.12.13 寄居、300(4段目)S57. 9.28 和戸~久喜間でそれぞれ撮影しています。
この編成は、両端の7300と300がS36.8に、中間の7306と306がS39.3に津覇車両で更新され出場しています。モハ7300はトップナンバーですが、後パンになっています。鉄道P誌掲載のS41やS44の配置表を見ると川越電車区に所属しているため、更新後は東上線を離れることが無かったようです。廃車はS58.12です。

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7303+305+7305+303の編成です。
撮影は、7303.305.7303(1~3段目)がS58.7.23羽生で、303(4段目)がS58.12.16 坂戸での撮影です。
以前、73型の前パンタ車の紹介の際に掲載した写真です。7303と303はS35.3に7305と305がS38.4に津覇車両で更新されました。この編成は73型の最期の検査出場車で、3枚は検査出場の際の綺麗な姿を捕えることが出来ました。
前パンで非常に好ましいスタイルをしています。S59.3の東上線での活躍終了後も7310編成と伴に春日部検修区に転属し、伊勢崎線の通学臨電として活躍し73型としは最期のS58.9に廃車されています。

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7304+362+7308+361の編成です。撮影は4枚ともS58.3.23 東武動物公園駅です。
7304と361はS37.12に7308と362はS38.11に、津覇車両で更新されています。クハとサハは戦災復旧車で2両ともモハ60の復旧車です。更新前はモハ60の姿を残していましたが、更新で78型と同じ様な車体になっています。
7304は後パン車でした。東上線の73型としては最期まで活躍しS59.3で廃車になっています。

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7310+315+7313+310の編成です
撮影は、の7310(1段目)がS57.2.8 一本松~西大家間で他の3枚はS58.2.23 東武動物公園駅での撮影です。
7310と310はS35.12に7313と315はS38.3に津覇車両でそれぞれ更新されています。S58.12に中間の7313と315が廃車になり2両固定に戻りました。7310と310は、短期間でありましたが、73型の旧車体からの更新途上を除き、東上線で唯一の2両固定編成でした。東上線で運転を終えS59.3に7303編成と伴に春日部検修区は転属し、伊勢崎線の通学臨電で活躍しました。廃車はS59.9です。

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7315+311+7311+317の編成です。
撮影は7315(1段目)がS56.11.10 和戸~久喜間で、他の3枚はS57.1.31森林公園検修区での撮影です。
7315と317はS35.9に7311と311がS38.8に津覇車両で更新されています。7315と311は良い写真がありませんでした。特に311は逆光の酷い写真しかありませんでした。修正しましたが見られた写真ではありませんね。
この編成はS58.12に廃車になっています。

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7316+308+7314+316の編成です。
撮影は、7316と308と316(1.2.4段目)がS57.2.1、7314(3段目)がS57.2.5いづれも川角信号所での撮影です。この編成が7316と316がS36.2に7314と308がS38.2に津覇車両で更新されています。7314と308は中間車として更新された一番最初の編成です。東上線の73型としては廃車も早く、2次置換えで廃車になりS57.3で廃車になっています。

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7323+307+7307+323の編成です。
撮影は、307(2段目)と323(4段目)がS56.6.9 森林公園検修区で、7323(1段目)と7307(3段目)がS56.6.10森林公園駅での撮影です。7323と323はS34.9に一番早く更新され、7307と307はS38.7の更新でした。
7323は、7329と伴に一番目に更新され特徴のある車両でした。また、森林公園所属では唯一FS10に台車交換した車両でした。前パンでFS10の73型としても7323が1両のみでした。
廃車は早く、1次置換えでS56.6に廃車されています。

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7325+360+7327+325の編成です。
撮影は、7325(1段目)がS58.6.11 羽生駅、360(2段目)と7327(3段目)がS59.3.24 越生駅、325(4段目)がS57.1.31 森林公園検修区での撮影です。
7325と325はS34.12に7327と360はS39.1に津覇車両で更新されています。7325の編成は前パンで、戦災復旧車更新の360も含まれ、個人的に好きな編成でした。前回紹介しましたが、東上線の73型として最期を飾りS59.3に廃車されています。東上線の73型の運用終了にあたっては、何の行事も無く見送ったのは私一人で、長年東上線の通勤輸送を支えてきた車両としては、とても寂しい幕切れでした。

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7326+363+7312+326の編成です。
7326と363(1.2段目)は、S57.1.25 東武動物公園駅で、7312(3段目)はS57.1.31 森林公園検修区で、326(4段目)はS56.6.9志木駅での撮影です。
7326と326はS35.3に、7312と363はS39.5に津覇車両で更新されています。7326は5編成目の更新で後パンになった最初の更新車です。S58.12に廃車になりましたが、S59.6に東武動物公園駅構内に回送されてます。

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7328+309+309+312の編成です。
7328(1段目)羽生駅、309.7309.312(2~4段目)寄居駅でいすれもS57.7.16の撮影です。
7328と312はSS36.9に、7309と309はS38.9に津覇車両で更新されています。7328は更新前クハ319でしたが、S26にモハ化され6326(7326)となっています。同様にクハ318もモハ化され6327(7327)となったためクハ318.319は欠番となっていました。また73型はモハとクハ(サハ)の番号が合っていない編成が多数ありました。
7328編成は、S58.12に廃車になっています。

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7329+302+7302+329の編成です。
7329と329はS34.9に一番最初に日本車両で更新されています。更新前は7301+301でしたが更新で7329+329となりました。書類上は新製扱いで、7301+301は車籍のみ存在しS39.8に廃車になっています。前述の7323が時期を同じくして津覇車両で更新され、両車の出来栄えを比べたと本には書かれています。7329は7820型と同じ押込みベンチレーターを装備し、73型の中では異端車でした。7302と302はS39.8津覇車両で更新されています。73型としは、最期の更新車でした。8000系が登場して1年近くも、こも車体を新製していたのは凄いですね。
7329編成の廃車はS57.7となっていますが、実際には7316編成と伴に2次置換えの対象となり、S57.3の年度末で運用を離脱して森林公園検修区に留置されていましたが、杉戸工場へ回送され7329以外は解体7329は東武動物公園に保存のため、整備が行われました。

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S57.7.4 杉戸工場 モハ7329
杉戸工場で保存整備中のモハ7329を撮影させていただきました。まだ車体にパテが残っています。
この日は日曜日のため、工場はお休みです。当直の職員の方にお願いして撮影しましたが、正門から見える所に止まっていたので快く撮影を許可していただく事が出来ました。

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S58.11.9 東武動物公園 モハ7329
東武動物公園に保存後のモハ7329です。
30年以上が経った今でも、モハ7329は東武動物公園内に眠っています。メンテナンスも行われいないため車体もボロボロで公開も中止されフェンスで覆われています。数年前に東武鉄道に保存整備についてのお願いをメールで出しましたが、近々解体予定との返答がありました。数年が経った今でも解体されていない様で、園内の片隅にひっそりと眠っています。
戦後の混乱期に東武鉄道にやって来た彼らは、輸送を建て直し経済成長期に入ると増え続ける通勤・通学輸送を支えてきました。30年以上働き続けた末路が、このみち果てた姿かと思うととても悲しくなります。解体される前に何か手を打つことが出来ないのでしょうか。

840417-7310 1756
S57.4.17 春日部検修区 モハ7310.モハ1756
春日部検修区に通学臨電用の助っ人として転属してきたモハ7310他です。東上線には優等車両の配置が無く、優等車両と並ぶことはありませんでしたが、春日部検修区で本線の女王DRC1756と並びました。DRCに引けをとらない貫禄がある73型ですが、良く見るとどこか優しい表情をしています。

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S59.7.20 加須 回5544ㇾ 303+7305+305+7303+310+7310
最期は73型の営業最終日の写真で締めくくります。通学臨電運用の最終日、加須駅で折返し回送として春日部検修区に戻るところです。僅か数名でしたが、のファンに見送られて73型も嬉しそうに見えました。K君が心をこめて作成したヘットマークが花を添えました。4月~7月の3ヵ月間オール73型6両で組成された通学臨電は、73型の最期のそして奇跡の活躍でした。

今回は、東上線の73型を全車44両紹介させていただきました。お膝元の本線の73型というと館林の2両固定7本の14両ですが、こちらは全部写真が揃っておらず、数両欠けています。
いつも沢山の方々にご覧いただき、ありがとうございます。


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コメント

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No title

クハ300の写真ですが、台車が戦災復旧車のようなコロ軸受に改造されたタイプにも見えますね。

志木駅ですが5番線の隣、今は上り本線となっている所に留置線があって旧型の編成が朝早くから通電していました。
か細いMGの動作音でしたが、これからの出動を漂わせていました。

モハ7329

 初めまして。
東武2000系で検索したら辿りつきました。
東武7300・・・懐かしいです。
高校が池袋界隈だったので山手線・赤羽線ホームから毎日のように7300、7800を見ており
写真も良く撮りました。
あのホームは今も撮影ポイントです。
2000系の後輩20000系も新形式の登場と言う事で、いよいよか!と言ったところです。
地元を走る電車なので記録に残して行きます。
ところで表題のモハ7329ですが私が最後に撮影したのは2006年の12月で、それ以降に囲いで覆って
しまったと思われます。
保存場所の問題等は何処の鉄道会社も保存車を管理することで頭の痛い問題ですが後世に残して行く
技術遺産だと私は思っています。
杉戸工場で撮影された7329、当時は現場も大らかで写真撮影の目的さえ言えば大体の所で撮らせて
くれました。
昨今は鉄道関係者とファン達とのトラブルも多く遠い昔話の様になってしまったのは残念でなりません。
7300の車内からする鉄と油が混ざった独特の匂い今も覚えています。

Re: No title

 こんにちは。
12号線様、コメントありがとうございます。

平軸受を改造したと思われる車両は、クハ300や戦災復旧のクハ361、サハ360、362、363の他にクハ310、329、
サハ309がありました。クハ300と329は省番号を持たず、クハ7800、7801として入線した車両です。
国鉄の73系にも平軸のDT12やTR23を履いた車両が多数存在しますが、木造車からの鋼体化や戦災車両からの流用のようです。

Re: モハ7329

 初めまして、星川航空整備部様。
コメントありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。

20000系も後継者ができると、ワンマン改造されローカル転用されるのでしょうか。これを4両固定2本に分けてワンマン化すれは、8000系のワンマン車も淘汰が進むと思います。ただ、2両固定の置換えは10000系でいくのでしょうか。
昔は東武に限らず、国鉄の現場なども撮影等で訪れると好意的に迎えてくれました。ファン側の対応もさることながら、国鉄の民営化に際しては真面目に働いている大多数の職員がマスコミの袋叩きに合い、意識が変わってしまったり、民営化後はSLの復活など見せかけのイベントには熱心ですが、ファンには閉鎖的なのが現状ですね。
プロフィール

東武73・78型旧型電車

Author:東武73・78型旧型電車
昭和60年に消えた、東武鉄道の73・78系の懐かしい写真を紹介します。


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